【生活・暮らし】飲み会は必要?友だちと連絡が途絶えたらどうする?
今回は、飲み会の必要性について、そして人付き合いの本質について、私なりの考えを整理したので記載します。
飲み会は必要?
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人による
→私自身は、年に数回の飲み会以外は不要と考える。
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※本記事は、私の個人的な見解を記載しています。
かつての私は、毎週末にお酒(アルコール)を飲む人間でした。苦手な人がいる飲み会の場合は、少し億劫にはなっていましたが、飲み会が嫌いな人間ではありませんでした。しかし、過去の記事でも触れたように、最近はお酒を飲まないようにしています。読まれていない方は、下記のリンクもご参照いただけますと幸いです。
そもそも飲み会とは?
飲み会という文化は、日本の社会において独特な位置づけを持っています。単なる「お酒を飲む場」ではなく、人間関係を構築・強化するための重要な社交の場として認識されています。多くの人々にとって、飲み会は本音で話せる場、あるいはビジネス上の関係を円滑にする機会として機能してきました。お酒の力を借りることで、普段は言えない本音が出やすくなり、相手のことをより深く理解できると考えられてきました。
要するに、
お酒(アルコール)を飲むと、気持ちよくなって話しやすいよね!
そうなれば、仲良くなりやすいよね!
ということで日本では重要視されているものなんだと勝手ながらに解釈しています。歓送迎会、忘年会、新年会などの年に数回の飲み会は、会社員同士が打ち解ける場になり得るかもしれません。
しかし、毎月(多ければ毎週)のように、多くの回数の飲み会は必要ではないと私自身は考えます。
アルコールの危険性について
私はアルコールに対して、危険な物だという認識を持っています。私がアルコールを「危険な物」と認識するようになったのは、以下のような理由からです。
まず、健康面での懸念があります。
WHO(2024年)の報告によると、アルコール関連死亡には心血管疾患による47万4000人、がんによる40万1000人が含まれ、複数の深刻な疾患との関連が確認されています。
次に、判断力の低下による問題があります。私自身、飲酒後に後悔するような発言をしてしまった経験が何度もありました。気心の知れた仲間内であれば笑い話で済むかもしれませんが、ビジネスの場面ではキャリアに影響を及ぼすリスクがあるかもしれません。
さらに、以前に記載した記事のとおり依存性の問題も無視できません。「付き合いのための一杯」が習慣化してしまい、次第に量が増えていくというパターンは珍しくありません。
以上の3点から、飲み会は必要以上に実施する必要はないと考えるようになりました。では、飲み会ではなく、お酒のないお食事会であればいいのではないか?と聞かれると、
その通りだと思います!!
カフェや食事会(アルコール無し)で良いと思います。ただし、アルコールが無いと会話が成り立たないような関係性の人とカフェや食事会をするのは精神的にしんどいと思います。
したがって、仲の良い人とのみカフェや食事会をするように心掛けると良いと考えます。私自身の場合であれば、その存在は家族や仲の良い友だちがあたります。
最近の飲み会事情と社会の変化
近年、飲み会文化は大きな転換期を迎えています。
コロナ禍以降は、20代の約3割が「ほとんど飲酒しない」とされており、この傾向は年々強まっています。背景には、健康意識の高まりだけでなく、価値観の多様化があります。 コロナ禍を経て、人々のコミュニケーションの形も変化しました。必ずしも「お酒の力」を借りなくても、充実したコミュニケーションが可能だということが広く認識されるようになりました。
お酒を飲まないとどうなる?
お酒がないということは、簡単には気分がよくなりません。そうなると、気が合わない人とは話しにくくなると思います。それを問題視する方が、まだまだ日本には大勢いると思います。
しかし、その問題に対して、私自身は飲み会が好きな方のこじつけにしか過ぎないと考えています。
職場での人間関係について
私は以前「職場の人間関係」に過度にとらわれていた時期がありました。誘われると断りづらく、飲み会に参加し、飲むと気分がよくなりついつい飲み過ぎてしまい、休日は二日酔いになることも多かったです。
しかし、今振り返ってみると、そうした付き合いの多くは、「お酒がないと成立しない」ものが多かったように感じます。
私自身が会社に勤めている理由は、生活費を稼ぐためです。もちろん、良好な人間関係は仕事を円滑に進める上で重要な要素ですが、それは手段であって目的ではありません。「仕事のために良好な人間関係を築く」のであって、「人間関係を築くために仕事をしている」わけではないのです。※職場関係者と仲良くなってはいけないと思うわけではありません。仲良くなりたい人がいれば仲良くするべきだと思います。
海外の職場文化から学ぶこと
日本の「飲みニケーション」文化について、より深く理解するために、海外の職場文化と比較してみたいと思います。例えば、北欧の国々では「ワークライフバランス」が社会の基本的な価値観として定着しています。
スウェーデンでは「フィーカ」と呼ばれるコーヒーブレイクの文化が存在し、これが職場での自然なコミュニケーションの機会となっているようです。アルコールに頼らずとも、日中の短い休憩時間で十分な関係構築が可能だという考え方です。
アメリカでは、プロフェッショナリズムを重視する文化があり、仕事とプライベートは明確に区別される傾向にあります。
上記の例からも私自身は、会社の関係者とは、会社の関係者として関わるだけで良いと考えます。わざわざ、家族や友人などの大切な人と過ごせる可能性のある時間を会社の関係者と飲み会や旅行などを一緒に行く必要はあるのでしょうか?
一方で、会社で働いていると、この人とは、とても気が合うな!という人が出てきて、
相手も同じ気持ちでいてくれるかもしれません。その相手とは、アルコール無しでも、楽しく食事をすることができるような気がします。
飲み会でなくてカフェや食事会(アルコール無し)でも良いと思います。会社は関係なく、カフェや食事会(アルコール無し)でも一緒に行きたい友達を増やしたいと私自身は考えています。では、そんな考えでいたら、会社はおろか、プライベートでも友だちが離れていったら、どうすれば良いのでしょう?
友だちと連絡が途絶えたらどうする?
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人による
→大切な人に集中する。私自身はブログやSNSで発信を続ける。
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自分が仮に飲み会に参加をしていて、仲良くなった友だちがいたとしましょう。その友だちが飲み仲間であるならば、食事会やカフェに行こう!ということには、なかなかならないのかもしれません。
すると、徐々に連絡はとらなくなり、疎遠となるかもしれません。人によっては、これまでの多くの方との関係性が無くなり、孤独を感じて不安な気持ちになるのかもしれません。
しかし、私と同じように以前はお酒が好きで飲み会に参加していた人は、自分自身が今までと異なる行動をとっているのだから、今まで属していたグループから外れてしまうのは、仕方のないことのように思います。孤独を感じてしまうのは、自分自身が行動したあとの結果です。そのような場合は、まずは自分の周りの本当に大切にすべき関係性に着目するべきだと考えます。
人付き合いには体力も時間もかかります。まずは家族を大切にするべきであり、その次に気の許せる(アルコールを必要としない)友だちに集中して良いと思います。人間関係は数ではなく質であり、無理に多くの人とつながりを持つ必要性は無いと考えます。
ただし、家族や仲の良い友だちだけだと少し不安に感じる方は、自分と同じ境遇の方を見つけるために、自分自身が好きなことや目標などをブログやSNSで発信を続けることにより、いつか理解者が出てくるかもしれません。
SNSを活用した新しい人間関係について
SNSは、新しい出会いの可能性を広げる強力なツールです。しかし、その活用には慎重になるべきです。
SNSでの交流には以下のような注意が必要です。まず、プロフィールの整合性を確認することです。例えば、ブログを運営していると称しながら、実際のブログへのリンクが存在しないアカウントには要注意です。
また、DMでのやり取りについても慎重な姿勢が重要です。初対面の相手からいきなり個人的な連絡先を求められた場合は、特に警戒が必要です。基本的に、DMで解決できる事柄については、あえて他の連絡手段に移行する必要はないと考えます。よく、電話やweb会議でお話できるか?LINEに誘ってきたり、直接会えるか?などを持ちかけらることがありますが、すべて無視して良いと思います。投稿に対するコメント、いいね、DMで充分コミュニケーションは可能だと感じます。
仲良くもなっていないのに、電話、LINE、対面で会う必要はないと考えます。
健全なSNSコミュニケーションの築き方
SNSでの効果的なコミュニケーションには、戦略的なアプローチが重要です。私が現在実践していることは、自分の好きなことや興味のある話題について、情報を発信し続けることです。例えば、私の場合、週に1回のペースで、「自分らしく楽しく生きること」に関する記事を投稿しています。そうすることで、同じようなテーマに興味を持つ人々が自然と集まってくる(来てほしい)と考えています。これからも発信を継続していきます。
これからの人間関係構築に向けて
最後に、アルコールに頼らない新しい人間関係の構築について、私なりの考えをまとめたいと思います。
まず重要なのは、自分自身の価値観を明確にすることです。「お酒を飲まない」という選択は、決して人付き合いを拒絶することではないと考えます。
たしかに今までとは異なった人付き合いとなるのかもしれませんが、より本質的な交流を求める積極的な姿勢だと捉えることができます。人間関係の構築に「正解」はありません。それぞれが自分に合った方法を見つけていけばよいのだと思います。
私の場合は、アルコールに頼らない付き合い方を選択して実践しはじめたところです。その結果、確かに一時的に周囲との関係が疎遠になってきていますが、気にせず家族や本当に気の許せる友だちと仲良くしつつ、気長にブログなどで情報を発信していきたいと思います。
この記事が私と同じように悩んでいる方々の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回はここでです。
ありがとうございました。
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