【自由への一歩】誤り発見!?貯蓄率だけでなく支出額も大切!
今回は、以前に整理した貯蓄率に関しての記事で誤り!?を発見したので記載します。
誤りとは?
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重要な条件が抜け落ちていた。
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以前の記事で、「仕事をしなくても生きていけるかもしれない資産」を下記の数式で計算することができると記載しました。
※「仕事をしなくても生きていける資産」は、前回の記事のとおり、「仕事をしなくても生きていけるかもしれない資産」に変更しています。
a:1年間の手取り収入
b:1年間の貯蓄率(%)
c:1年間の運用率(年利)(%)
n:「仕事をしなくても生きていけるかもしれない資産」への達成までの時間
※1:仕事をしなくても生きていけるかもしれない資産 = 1年間の支出×25倍(円)とする。
※2:「仕事をしなくても生きていけるかもしれない資産」への達成までの時間については、資産が0円からスタートした場合の期間となる。
上記の条件の場合、下記の式で算出できる。
( ( 100 + c )/ 100 )^n ≧ ( ( c ×(100-b) )+4b)/ 4b
→ b:1年間の貯蓄率(%) と c:1年間の運用率(年利)(%)を設定できれば、
n:「仕事をしなくても生きていけるかもしれない資産」への達成までの時間を算出できる。
というものでした。
この数式を算出するために、下記の数式を使用していました。
「等比数列の和」の公式を使用して、整理すると
( ( 100 + c )/ 100 )^n ≧ ( ( c ×(100-b) )+4b)/ 4b
を導きだすことができます。
しかし、この数式が成り立つ条件に、見落としがありました。
a:1年間の手取り収入
b:1年間の貯蓄率(%)
c:1年間の運用率(年利)(%)
に関して、a,b,cの値が変化しないという条件が漏れていました。
かなり重要な条件を見落としていました。
具体例を出して考えますと簡単に分かります。
例えば、年間支出額が400万円の人がいるとします。
この人の「仕事をしなくても生きていけるかもしれない資産」は、
400万円 × 25倍 = 1億円です。
年間貯蓄率25%で運用率は5%を目指すとします。下記のような設定になります。
a:手取り収入は、533万円
b:貯蓄率は、25% 133万円
c:運用率は、5%
となります。
この手取り収入533万円と貯蓄額133万円、運用率5%が変わらないということが条件となり、以前に整理した下記の表から読み取ると1億円に到達するには32年間かかります。
具体例に少し変化を加えて、32年目だけ、手取り収益が1億円あったとして、貯蓄率25%の蓄財を実行するとします。
1億円 × 25% = 2,500万円です。
つまり、支出額は7,500万円です。
するとどうでしょうか?
年間支出額が400万円であれば、「仕事をしなくても生きていけるかもしれない資産」は、1億円となるので、おそらく31年目まで完了していれば、1億円に近い資産を蓄財できているはずです。
でも、32年目で7,500万円を支出してしまうと、1億円近く資産が築けていたとしても不安にならないでしょうか?
私は不安になると思います。
32年目だけ1億円というのは、極端な例かもしれませんが、収入というものは常に変化します。
貯蓄率を変更しなければ、支出額も当然増えていきます。
仮に、1年間に7,500万円を支出する人は、「仕事をしなくても生きていけるかもしれないs」とは、
7,500万円 × 25倍
= 18億7500万円
となります。
31年目で1億円に近い金額を蓄財できていても、とても遠い目標となります。
つまり、
の式で、蓄財年数の計画をたてるならば、
a:1年間の手取り収入
b:1年間の貯蓄率(%)
c:1年間の運用率(年利)(%)
a,b,cの値が変化しないということが条件
ということを忘れてはいけないということです。
対応策は?
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無駄遣いをしない。
→1番支出額の低い年の25倍は達成できる。
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a:1年間の手取り収入
b:1年間の貯蓄率(%)
c:1年間の運用率(年利)(%)
が変化しないということが条件だとわかったうえで立てられる対策を考えます。
a:1年間の手取り収入については、会社員であれば会社の業績、残業時間、ボーナスによって変わるため自分自身でコントロールすることは難しいかもしれません。
c:1年間の運用率(年利)(%)については、投資はリスク資産のため、なおさら難しいです。
自らが調整できる点は、b:1年間の貯蓄率(%)となります。
貯蓄率とは、
(収入−支出)÷ 収入
により計算できます。
収入が自分自身で調整することが難しいとするならば、支出額のみは自分や家族の支払いを調整することで可能ということです。
無駄遣いしないように心がけることが大切だと私自身は考えます。
※ c:1年間の運用率(年利)(%)は確実に変動するため、下記の「仕事をしなくても生きていけるかもしれない資産」を蓄財するまでの期間を表した表は確実に変わってきます。あくまで目安にしかなりません。(それは、以前の記事とも変わらないことです。)
先ほどの具体例の続きで、年間支出が400万円の人が、年間貯蓄率25%で運用率は5%を目指すとします。
a:手取り収入は、533万円
b:貯蓄率は、25% 133万円
c:運用率は、5%
この生活を続けるとしますと、32年で資産が年間支出額の25倍となり1億円の蓄財ができる計算となります。そこで、少し変化を加えて32年目だけ、1億円の収益があった場合を想定し貯蓄率25%を実行し支出額を7,500万円としました。
7,500万円の支出があると、蓄財の目標としている1億円では、不安を感じる可能性があるという例でした。
対策については、下記の2点を考えることができます。
◯1点目
32年目も1億円の収益があったとしても、31年目までと同様に支出額を400万円にすることができれば、9,600万円もの大金を資産として貯蓄できます。
◯2点目
仮に貯蓄率のみを意識して、7,500万円を支出したとしても、2,500万円は貯蓄できるので、133万円に比べれば大きな金額となります。
400万円 ×25倍である1億円には到達できます。収入に応じた生活ができるなら、不安になる必要はないのかもしれません。
上記の2点より、下記のとおり整理できると考えます。
・想像以上に収益を得られたとしても、無駄遣いしないことが大切。
→支出をコントロールすることが大切
・年収の低い年の年間支出×25倍の金額は達成可能。(投資結果による。)
→貯蓄率のみを意識していたとしても、年収に応じた生活ができるのであれば、問題ないとも言えます。
どのような暮らしをするべきか?
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人による
→私自身は、生活満足度は充実させたまま、できる限り無駄遣いしないように心がけたい。
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どのような暮らしを心がければ良いかは、「人それぞれ」です。
以前の記事から記載のとおり、収入と支出のバランス(貯蓄率)は、人それぞれのお金の価値観によって変わりますし、年齢や状況などによっても変わると思いますし、非常に難しく重要なものです。
ただ単に支出を少なくすれば良いというものでもなく、支出を少なくしすぎれば「楽しく満足のいく生活」を送れないかもしれません。
逆に、支出を多くして貯蓄率が下げれば、「生涯現役で働き続ける」、「仕事をしなくても生きていけるかもしれない資産到達までが長くなる」ということを意識する必要があるのかもしれません。
そして、今回は収入と支出とのバランス(貯蓄率)のみではなく、支出そのものについても着目することが必要であることがわかりました。
私自身としては、「甘える生活を続けると抜け出せなくなる」と考えています。以前の記事で整理していますので、下記の記事を読まれたことのない人は参考にしていただけますと幸いです。
だからこそ、甘えることはなく、できる限りの無駄遣いをしないように、支出をコントロールすることが大切だと考えています。
しかし、ときには贅沢も必要だと思います。その方が、人生を楽しめると考えるからです。
自分や家族と話し合いを続けて、支出はなるべくおさえがらも、生活も満足できる妥協点を見つけることが大切だと考えています。
その妥協点とは、一度決定すればずっとそのままで良いというわけではなく、収入は変化がある場合があるので、定期的に話し合うことが良いと考えました。
我が家では、ゴールデンウィークや年末年始などの長期休みに家計の分析をしています。(約半年に1回)そのタイミングで支出についても、家族会議をすると良いと考えました。
基本的な戦略は以前と変わりません。
目標は貯蓄率25%を設定しています。
まだ私自身は「仕事をしなくても生きていけるかもしれない資産」を目指しはじめて、間もないです。
今後、給料が上がるかも下がるかも分かりません。
給料が下がったときには、貯蓄率の目標を達成できるように、支出をコントロールして、なんとかやりくりしたいと考えています。
給料が上がったときには、貯蓄率だけではなく、支出も上がりすぎないように注意したいと考えました。
何かの参考になれば幸いです。
今回はここまでです。
ありがとうございました。
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