【自由への一歩】耐用年数の考えをとりいれ予算計画をたてる
今回は耐用年数について整理しましたので、記載します。
耐用年数とは?
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資産の使用可能期間
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私たちが生活をするうえで欠かせないもの(例えば家電製品など)は、時間の経過等によって劣化し、いずれは壊れるため価値は減っていきます。このようなもの(資産)を減価償却資産といいます。
減価償却資産の取得に要した金額は、取得した時に全額必要経費になるのではなく、その資産の使用可能期間の全期間にわたり分割して必要経費としていくべきものとされています。
この使用可能期間のことを『耐用年数』といいます。
具体例を用いて説明いたします。
冷蔵庫を12万円で購入したとします。冷蔵庫の耐用年数は6年間とされています。(国税庁のホームページより確認)
これを先ほどの考え(減価償却資産)に当てはまめます。
冷蔵庫については購入したときから徐々に劣化していき、6年経つと使えなくなる可能性があります。
つまり、6年経つと資産価値が無くなるということです。
12÷6=2なので、
1年間に2万円分の資産価値が無くなるということになり、6年経つと壊れて価値が無くなると予想される考えです。
つまり、12万円の冷蔵庫を購入するということは、1年間に2万円の必要経費がかかるということです。
耐用年数は自営業者などが、確定申告をされる際にかかわるものです。
会社員であれば、税金については源泉徴収により強制的に給料から天引きされているため、確定申告をされる方は少ないと思います。
だからこそ、耐用年数という言葉をあまり聞かないかもしれませんが、考え方を知っていれば予算の立て方を工夫できるかもしれません。
耐用年数の考えをとりいれる
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耐用年数後に壊れても良いように貯蓄する
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耐用年数とは、先ほどのとおり、減価償却資産の適切な必要経費を算出するためのものです。
しかし、予算計画にも利用できると気がつきました。
先ほどの冷蔵庫の例を継続して使用します。冷蔵庫を12万円で購入すると、購入したときから約6年後には壊れる可能性があります。
購入時から約6年後には冷蔵庫を購入しなければならない可能性があり、同規格の冷蔵庫を購入する場合は、単純な考えをすると同じぐらいの金額(12万円)が必要となります。
したがって、冷蔵庫を購入したのであれば、その日から6年後に12万円を貯蓄できていれば、冷蔵庫が壊れたとしても、新品を購入する際にあたふたせずに済み、予想外の急な出費にならなくて済むと考えました。
この考えは、1年間の予算計画をたてるうえで重要な考えになると思いました。
今回は冷蔵庫を例にしましたが、家にある大型家具や家電製品などに対しても取り入れられると思います。
1年間の予算計画をたてる際に、新品分の費用がかかる前提で予算計画をたてるのか、それとも毎年コツコツと貯めていくのか方法は複数あります。
具体例の冷蔵庫を使用して説明いたしますと、
冷蔵庫が12万円だとして、予算計画する年が購入から6年後の年であるならば、冷蔵庫の買い替えに12万円かかると想定して計画したり、
冷蔵庫を購入してから、1年ごとに2万円を貯蓄して、購入から6年後の年に12万円を貯めるように計画するなどが考えられます。
いずれにせよ、急な出費とならないように予測を立てること大切だと思います。
我が家の大型家具や家電製品の耐用年数について調べると下記のものが挙げられます。(耐用年数は国税庁のホームページを参考にしています。)
・テレビ ⚪︎年 ⚪︎⚪︎⚪︎円
・衣服棚 ⚪︎年
・物干し竿 ⚪︎年
・テーブル ⚪︎年
・キッチンテーブル ⚪︎年
・カーテン ⚪︎年
・パソコン ⚪︎年
・皿などの収納棚 ⚪︎年
・冷蔵庫 ⚪︎年
・電子レンジ ⚪︎年
・トースター ⚪︎年
・食器乾燥機 ⚪︎年
・炊飯器 ⚪︎年
・電子ポット ⚪︎年
・洗濯機 ⚪︎年
・ベッド ⚪︎年
家の中の家具や家電を整理すると意外と多いことがわかりました。
準備をしておらず、これらのものが偶然壊れる時期が重なり突如として壊れるとするならば、突然の出費となると思います。
そうなれば、予定していた旅行にはいけないかもしれません。投資している人であれば、売って円に変えないといけないかもしれません。生活防衛資金から取り崩す必要もあるかもしれません。
そのような事態にならないためには、壊れる時期を予想して貯蓄することが望ましいと思います。
今回はここまでです。
ありがとうございました。
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